◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月14日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書25章24節~30節】
25:24 「ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人様。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
25:25 私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
25:26 ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
25:27 だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
25:28 だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
25:29 だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
25:30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。」
◎ショートメッセージ
《今日は、「タラント」のたとえの後半部からとなります。
五タラント預かったしもべが主人のもとにやって来て、もう五タラントを差し出し、合計十タラントを見せて言いました。
『ご主人様。私に五タラント預けて下さいましたが、ご覧下さい。私はさらに五タラントもうけました。』
その次に、二タラント預かったしもべが主人のもとにやって来て、もう二タラントを差し出し、合計四タラントを見せて言いました。
『ご主人様。私は二タラント預かりましたが、ご覧下さい。さらに二タラントもうけました。』
この二人に対する主人の言葉は、全く同じものでした。
『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びを共に喜んでくれ。』
しかし、問題なのは、一タラントを預かったしもべでした。
『ご主人様。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
すると主人は彼にこう言うのです。
『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。』
人それぞれ能力あるいは賜物、また育った環境や状況などは、それぞれ違うものなのです。大切なことは、今与えられている能力や賜物を用いて、環境や状況を変えて行くことなのです。それが、主イエス様の為にすべきことなのです。
主の為に、何もしない、何も出来ない怠け者のしもべになってはならないのです。それこそが、主イエス様の身代わりの十字架に対する、私たちの成すべき使命であると信じます。》