• 日々のみ言葉 2022年1月12日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年1月12日(水)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書26章33節~35節】
    26:33 すると、ペテロがイエスに答えて言った。「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」
    26:34 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、私を知らないと言います。」
    26:35 ペテロは言った。「たとい、ご一緒に死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」弟子たちはみなそう言った。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。引き続き、主イエスによる「ペテロの三度否認」の預言ついて考えて見ます。

     ヨハネの福音書の同一並行記事では、共観福音書と全く異なった状況下で、主イエスの預言がなされています。

     ヨハネによれば、
    『シモン・ペテロがイエスに言った。
    「主よ。どこにおいでになるのですか。」
     イエスは答えられた。
    「私が行く所に、あなたは今はついて来ることができません。しかし後にはついて来ます。」
     ペテロはイエスに言った。
    「主よ。なぜ今はあなたについて行くことができないのですか。あなたの為には命も捨てます。」
     イエスは答えられた。
    「私の為には命も捨てる、と言うのですか。まことに、まことに、あなたに告げます。鶏が鳴くまでに、あなたは三度私を知らないと言います。」(ヨハネ13:36~13:38)』と書かれています。この時には、まだヨハネ・マルコの家の中にいるのです。

     しかし、マタイとマルコは、過越の食事を終え、皆で賛美の歌を歌いながらオリーブ山へ出かけて行った後に、主イエスは言われたこととしています。

    「あなたがたはみな、つまずきます。『私が羊飼いを打つ。すると、羊は散り散りになる。』と書いてありますから。しかし私は、よみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。」
    「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」
    「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、今夜、鶏が二度鳴く前に、私を知らないと三度言います。」

     この二つの状況から、可能性として考えられることは、主イエスは、「ペテロが三度知らないと言う」ことの預言を二回されたと言うことです。
     ヨハネ・マルコの家における最後の晩餐中に一回、そしてエルサレムを出て、ゲッセマネの園に向かう途中にもう一回と。》

Comments are closed.