• 日々のみ言葉 2022年2月20日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年2月20日(日)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書27章26節~31節】
    27:26 そこで、ピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。
    27:27 それから、総督の兵士たちは、イエスを官邸の中に連れて行って、イエスの回りに全部隊を集めた。
    27:28 そして、イエスの着物を脱がせて、緋色の上着を着せた。
    27:29 それから、いばらで冠を編み、頭にかぶらせ、右手に葦を持たせた。そして、彼らはイエスの前にひざまずいて、からかって言った。「ユダヤ人の王さま。ばんざい。」
    27:30 また彼らはイエスにつばきをかけ、葦を取り上げてイエスの頭をたたいた。
    27:31 こんなふうに、イエスをからかったあげく、その着物を脱がせて、もとの着物を着せ、十字架につけるために連れ出した。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。
     ポンテオ・ピラトは、無実の主イエスに対して、むち打ちの刑、そしてローマ帝国反逆罪による十字架刑を処することを部下のローマ兵たちに命じます。
     まずは、むち打ちの刑が行なわれました。屈強な体のむち打ちの執行人が、主イエスの背中に40回以上むち打つのです。しかも、そのむちの先端には、とがった金属片と獣の骨がくくりつけられています。伝承では、主イエスの背中はボロボロになり、背骨が見えていたとも言われています。
     まさしくポンテオ・ピラトは、二つの罪を犯すことになるのです。しかし、彼に対しても、真の神様は「悔い改めの機会」を与えられたのです。それが妻クラウディア・プロクラへの夢の幻による警告でした。しかし、それさえもピラトは無視するはめになるのです。

     それから、『総督の兵士たちは、主イエスを官邸の中に連れて行って、主イエスの回りに全部隊を集めた』とあります。おそらく一部隊(六百人以上)のローマ兵が集められたに違いありません。
     そして、今度は彼らが、主イエスをなぶり者にするのです。

     まずは主イエスの着物を脱がせて、緋色の上着を着せます。そしていばらで冠を編み、頭にかぶらせます。いばらのトゲが、主の頭に突き刺さって血がほとばしるのです。それから、右手に葦の棒を持たせ、そして、主イエスの前にひざまずいて、両手を上げ下げしながら言うのです。

    「ユダヤ人の王様。ばんざい。」

     また彼らは主イエスにつばきをかけ、頭をたたきます。別の福音書には、彼らは平手で打ったとあります。何と言う神に対する冒涜であることでしょうか。彼らはまさしく、自分が何をしているのかが分からないのです。
     彼らは、彼ら自身を創造して下さった真の神の御子なるお方に、そのようなことをしたのです。しかし、主イエスは彼らの罪の為にも、十字架にかかられるのです。》

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