• 日々のみ言葉 2022年5月7日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年5月7日(土)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙1章1節~4節】
    1:1 神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロ、
    1:2 ――この福音は、神がその預言者たちを通して、聖書において前から約束されたもので、
    1:3 御子に関することです。御子は、肉によればダビデの子孫として生まれ、
    1:4 聖い御霊によれば、死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イエス・キリストです。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

     1節には、「神の福音のために選び分けられ~」と書かれており、パウロ自身が選びの中にあることを証ししています。

     主イエスは、弟子たちにこのように言われました。
    『「あなたがたが私を選んだのではありません。私があなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたが私の名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」(ヨハネの福音書15:16)』と。

     そして、この言葉は、今現在生きている私たち一人一人に対しても向けられています。私たちは、主ご自身によって選ばれたのです。

     カルヴァンは、予定説を掲げました。それによりますと、『神の救済にあずかる者と滅びに至る者があらかじめ決められている。(二重予定説)』としています。
     しかし、私たちの主イエスは、間違いなくすべての人の罪の為に身代わりとなられて、十字架に掛かって死んで下さったのです。すべての人の罪の裁きを一身にお受けになられたのです。もし、そうだとするならば、本当はすべての人が救われるべきなのです。しかし、現実はそうではないことを私たちは知っています。

     人は、最終的には、自分の意思で決断すると私は信じています。もちろん、その背景には、第三位格の聖霊様の強い関わり合いと働きがあることは言うまでもありません。
     なぜなら、聖霊によらなければ、誰も「イエスは主です」と告白できないからです。大切な真理とは、私たち一人一人は、本当に神様の一方的な恵みの中に救われたと言うことなのです。
     そして、まだ救われていない人は、これから救われるかも知れません。誰も、誰が救われて、誰が救われないのかを知ることは出来ません。分からないことは分からないのです。
     そして、そのことは神様だけが知っておられることです。このことは、神様の主権の中にあることなのです。しかし、近い将来に「異邦人の数」が満ちる時は、必ずやって来ます。その時、パウロによって始められた「異邦人の時」は終わりを告げ、携挙が訪れ、次には、ユダヤ人の救いへと、神様のご計画は移行して行くことになります。》

Comments are closed.