◇◆◇日々のみ言葉
2022年6月5日(日)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙3章3節~4節】
3:3 では、いったいどうなのですか。彼らのうちに不真実な者があったら、その不真実によって、神の真実が無に帰することになるでしょうか。
3:4 絶対にそんなことはありません。たとい、すべての人を偽り者としても、神は真実な方であるとすべきです。それは、「あなたが、そのみ言葉によって正しいとされ、さばかれるときには勝利を得られるため。」と書いてあるとおりです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所です。実は、今日はペンテコステの日なのです。本来ならば、「聖霊降臨」について、分かち合いをするべきなのですが、それは、本日の礼拝メッセージの概要の方を見ていただくことにして、引き続き「ローマ人への手紙」から、日々のみ言葉を学んで行きたいと思います。
さて、選民であるユダヤ人の民族的な歴史は、まさに自分たちの神様に対する反逆と背教の歴史であることを、先日は学びました。
特に、救い主なる主イエス・キリストを、異邦人であるローマ総督ポンテオ・ピラトに引き渡し、自分たちの手を一切汚さずに、十字架につけると言う、究極的な反逆を、当時のユダヤ人の指導者たちは行なったのです。
しかし、五旬節の日、すなわちペンテコステにおいて、主なる神様は、約束の聖霊様を送って下さり、その日、エルサレムに巡礼に来ていた多くのディアスポラのユダヤ人たちや、異邦人の改宗者の中から、三千人が救われたのです。まさにリバイバルが起こされたのです。
そして、使徒パウロが、
『たとい、すべての人を偽り者としても、神は真実な方であるとすべきです。それは、「あなたが、そのみ言葉によって正しいとされ、さばかれるときには勝利を得られるため。」と書いてあるとおりです。』と言うように、神様は、まことに真実なお方です。
現在は、使徒の働きの時代、すなわち聖霊の時代がまだ続いていて、異邦人の時なのです。救われる異邦人の数が満ちる時まで、イスラエルは頑なにされています。
メシアニック・ジュー(主イエス・キリストを信じると共に、律法に従い生活しているユダヤ人)を除く彼らの多くは、未だに主イエス・キリストをメシアとして認めず、別のメシアが到来することを待ち望んでいます。そして、公の教会の携挙の後に、出現し台頭することになる「反キリスト」を、メシアとして受け入れるのです。
今日は、聖霊降臨日です。このお方は、主イエス・キリストの霊でもあるお方です。このお方が、共に住んで下さることは、主イエス様が共にいて下さることと同じことなです。聖霊様。来て下さり感謝いたします。歓迎いたします。》