◇◆◇日々のみ言葉
2022年7月19日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙6章9節】
6:9 キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬことはなく、死はもはやキリストを支配しないことを、私たちは知っています。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『6:9キリストは死人の中から復活されて、もう二度と死ぬことがなく、死はもうキリストを支配することがないからである。』
これが福音の真理です。
使徒パウロは、コリント書簡において、明確に、さらに詳細にわたって教えています。
『兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。
また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音の言葉をしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現われ、それから十二弟子に現われたことです。
その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現われました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。その後、キリストはヤコブに現われ、それから使徒たち全部に現われました。
そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現われて下さいました。(第Ⅰコリント15:1~15:8)』と。
主イエス様は、その生涯において何の罪も犯しませんでした。真の神様でしたが、真の人でもあったのです。そして、奇跡的に聖霊によって処女マリアの胎に宿られましたが、明らかにマリアの血を受け継いで生まれたのです。
それゆえに、罪を犯す可能性はありました。それだからこそ、四十日四十夜にわたって、荒野で悪魔のあらん限りの誘惑を受けられたのです。
このお方は、律法をすべて守られ、成就されたのです。そして三日目によみがえられました。悪魔の最大かつ最後の武器である「死」をも打ち破られたのです。
主イエス様を信じる者には、「死」はもはや、何の影響もないことになります。なぜなら「永遠のいのち」がすでに与えられているからです。
これは、「死なない」と言うことではありません。主イエス様が、ご自身を慕う者たちの「命のかぎ」を握っておられ、この世における使命を終えたとしたら、召される場合も有りうるからです。もちろんそれで終わりではありません。主にあって死んだ兄弟姉妹は、復活することが約束されています。》