◇◆◇日々のみ言葉
2022年7月22日(金)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙6章12節~13節】
6:12 ですから、あなたがたの死ぬべきからだを罪の支配にゆだねて、その情欲に従ってはいけません。
6:13 また、あなたがたの手足を不義の器として罪にささげてはいけません。むしろ、死者の中から生かされた者として、あなたがた自身とその手足を義の器として神にささげなさい。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『6:12 そういうわけで、あなたがたの死ぬべきからだを罪の支配に任せて、その情欲のままにさせてはならないし、
6:13 体の一部でも、罪深い情欲のままにさせてはならない。むしろ、死人の中から生かされた者として、あなたがたの体を、すべて神のためにささげなさい。』
昨日は、「死ぬべきからだ」について、改めて考えて見ました。今日は「情欲」について考えて見たいと思います。広辞苑によりますと、次のように定義されています。
①男女の情愛の欲。性欲。色情。②欲求の情。
しかし、パウロが言っていますことは、それだけではないのです。
ガラテヤ人への手紙によりますと、
『肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。(ガラテヤ5:19~5:21抜粋)』と、
肉の行ないについて、すなわち罪について明確に述べています。
しかし、一番最初に「不品行」が挙げられていることから、「情欲」の定義が、男女間の事を指していることは間違いありません。さらにピンポイントを絞りますと「姦淫」のことです。姦淫とは、「不正な男女の交わり・不倫な情事」と、広辞苑は定義しています。
主にある兄弟姉妹は、この罪の中に陥るべきではありません。しかし、悪魔・悪霊は執拗に誘惑して来ます。その時、留まるか留まらないかは、やはり「み言葉」に従って生きているか、それとも生きていないのか、が問われることになるのです。》