◇◆◇日々のみ言葉
2022年7月26日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙6章19節】
6:19 あなたがたにある肉の弱さのために、私は人間的な言い方をしています。あなたがたは、以前は自分の手足を汚れと不法の奴隷としてささげて、不法に進みましたが、今は、その手足を義の奴隷としてささげて、聖潔に進みなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『6:19 分かりやすいために、主人と奴隷というたとえで話をしているのだが、あなたがたは、以前は自分自身を罪の奴隷として、情欲にまかせ、神の御心にかなわない結果をもたらしていたが、今は、神の奴隷として、神の御心にかなって聖くならなければならない。』
ローマ人への手紙は、聖書の中の最高峰であって、使徒パウロが書き記した書簡の中においても、もっとも光を放っています。しかし、その内容が難しく、なかなか真意をつかむことが出来かねます。現代訳は、かなり意訳していますが、パウロが伝えたいことを明確にしてくれます。
新改訳の「不法」と言う訳は、何を指しているのか、まったくちんぷんかんぷんです。また、「聖潔」と言う言葉は、あまりも抽象的です。
以前の私たちは、情欲すなわち欲望に任せて行動していました。まさに、欲望の奴隷であったのです。少なくとも私自身は。
しかし、主イエス様と出会った後は、様子が一変したのです。心の中に「清さ」が入って来ました。今は、聖霊様が住んで下さったからと分かっていますが、救われて間もない頃は、分かりませんでした。
なぜなら私が最初に門を叩いた教会は、聖霊様を否定し、また奇跡やしるしを認めない教団であったからです。これは悲劇です。しかも、教団名の頭に聖書(バイブル)をかかげながらも、聖書の言葉を否定するのですから。
さて、「聖潔に進みなさい」とパウロは勧めていますが、これは人間の力では出来ないことです。助け主である聖霊様により頼まなければ出来ないことだからです。
神様の命令は、私たちが「聖くなる」ことです。「聖くなる」と言うことは、「あーっ。聖められたなあ。罪を犯さなくなったなあ」と、思い感じることではなく、いかに自分が汚れているのか、いかに罪を犯しやすい者なのかを知ることなのです。そして日々悔い改めることでもあるのです。
人が、もし自分の力と努力で聖くなるとしたら、助け主である聖霊様(御霊)は必要なくなってしまいます。聖霊様とみ言葉(聖書)によって歩むこと、これが大切なのです。
今日は、私の69回目の誕生日です。しかも日々のみ言葉を配信するようになって、丸7年以上が過ぎました。まだまだ続けます。続きます。》