◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月14日(日)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章14節~15節】
8:14 神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。
8:15 あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父。」と呼びます。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『8:14 神の御霊に導かれている人は、だれでも神の子どもである。
8:15 あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような奴隷の霊を受けたのではなく、神の子の御霊を受けたのである。私たちはその御霊によって、神を、「天のお父様」と呼ぶことができるようになった。』
昨日の「日々のみ言葉」の箇所と共に、学んで行きたいと思います。私たちは「神の子ども」です。それゆえに、御霊なるお方、すなわち聖霊様によって、天のお父様を、「アバ、父」と呼ぶことが出来るのです。
また、パウロはこのように言っています。「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく」と。この中に「再び」と言う言葉が使われています。となりますと、かつての私たちは、「奴隷の霊」に支配されていたことが分かります。
エペソ人への手紙によりますと、
『あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。(エペソ2:1~ 2:3)』と、パウロは証ししています。
これらの箇所から、この世には二つの子どものグループに分けられることが分かります。
すなわち、主イエス様を信じ従い、助け主であられる聖霊様と共に歩む「神の子ども」たち。
そして、もう一つは、空中の権威を持つ支配者として働いている霊、すなわち悪魔と共に歩む「滅びの子ども」たちです。
この二つのグループのどちらかに、すべての人々は属することになるわけです。中立の立場は認められません。「神の子ども」に属しない者は、「悪魔の子ども」であって、「滅びの子ども」なのです。
人は、その人生において、どちらの子どもになるのか、あるいは属するのかを選ばなければならないのです。あなたは、すでに選ばれているかと思いますが。
今はまだ恵みの時です。まだ救いの道は、永遠のいのちへの門は開かれています。しかし、やがて、門が閉じられる時が来ます。なぜなら、門には開けることと、閉めることの機能があるからです。門が閉まる前に、救いへの道を通って、門から中に入っていただくことを、強くお勧めします。》