◇◆◇日々のみ言葉
2022年8月16日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙8章16節~17節】
8:16 私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかしして下さいます。
8:17 もし子どもであるなら、相続人でもあります。私たちがキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているなら、私たちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『8:16 御霊ご自身が、私たちの霊に働いて、私たちが神の子どもであることをあかしして下さる。
8:17 こうして、神の子どもであるのだから、また、神の国の相続人でもある。神の国の相続人である以上、キリストと共に栄光を受けるために、苦難を共にしているのであって、キリストと共同の相続人である。』
私たちは、霊的存在として、神様に創造されました。なぜなら神様は霊であられるからです。ご自身のかたちに、私たち人間を創造されたのです。
また神様は、父なる神様、子なる主イエス様、そして聖霊様としての三つの異なる人格を持っておられます。それでいて、一つの、一人の存在なのです。この三位一体の不可思議さは、理解しようとしても無理です。信じ、受け入れるしかないのですから。
これと同じように、私たち人間も三つの立場に分かれるのです。すなわち、その人自身である霊、その霊が持っている魂、そして住んでいる家としての体です。
私たちは、魂を持った霊であり、肉体と言う家に住んでいることになります。その霊に働かれるお方が「御霊」なのです。
御霊ご自身が、私たちが神の子どもであることを、証しして下さるのです。そして、これは単なる教えではなく、実際にそのようにされると言うことなのです。
礼拝で証しをされる方がいるとします。もしその人が、まったく無言で、最初から最後まで、ただ立っているだけだとしたら、証しになるのでしょうか。それこそ、証しになりません。語らなくては、聴衆に何も伝わるはずはないからです。
御霊もこれと同じです。御霊が、私たちの霊に語って下さるのです。実際にです。それこそが、主と共に、共同相続人としてのしるしであり、証印でもあるのです。》