◇◆◇日々のみ言葉
2022年9月5日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙9章1節~5節】
9:1 私はキリストにあって真実を言い、偽りを言いません。次のことは、私の良心も、聖霊によってあかししています。
9:2 私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず痛みがあります。
9:3 もしできることなら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。
9:4 彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。
9:5 先祖たちも彼らのものです。またキリストも、人としては彼らから出られたのです。このキリストは万物の上にあり、とこしえにほめたたえられる神です。アーメン。
◎ショートメッセージ
《昨日から、ローマ人への手紙の学びも第9章に入りました。今日は、昨日のみ言葉を再度掲載して、共に考えたいと思います。現代訳を掲載します。
『9:1 私はキリストにあって本当のことを言おう。私の良心もまた、聖霊によってこうあかししている。
9:2 それは、私の心の中に、大きな悲しみと痛みがあることである。
9:3 それは、私の同胞であるユダヤ人が救われるためなら、私自身がどうなってもかまわないと思っている。
9:4 彼らは、生まれながらのイスラエル人として、神の子とされることも、その栄光も、神の契約も、律法を与えられていることも、神を礼拝する特権も、神の約束も、すべて本来は彼らに与えられたものである。
9:5 あの偉大な信仰の先祖たちもイスラエル人であったし、キリストも、イスラエル人の一人としてお生まれになった。このキリストは、万物の上におられる神ご自身であって、永遠にほめたたえられるべきお方である。アーメン。』
昨日は、パウロ自身が言います「悲しみ」と「痛み」について考えて見ました。今日は、パウロが言う「同胞」あるいは「同国人」である「イスラエル人」について、共に考えたいと思います。
パウロは、明確に、イスラエル人が「神の選民」である事実を述べています。
『彼らは、生まれながらのイスラエル人として、神の子とされることも、その栄光も、神の契約も、律法を与えられていることも、神を礼拝する特権も、神の約束も、すべて本来は彼らに与えられたものである。』と。
そして、偉大な信仰の先祖たちとは、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーセ、ダビデを指しています。
極めつけは、主イエス・キリストは、ユダヤ人としてお生まれになったのです。この真実だけでも、彼らが「神の選民」であることは、明白なのです。》