◇◆◇日々のみ言葉
2022年10月11日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙10章11節】
10:11 聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」
◎ショートメッセージ
《昨日から再開しています。引き続き筆者の為に、お祈りしていただけると幸いです。
現代訳を掲載します。
『10:11 聖書はこう教えている。「だれでもキリストを信じる者は、失望させられることがない。」』
この聖句をパウロは再度、引用しています。前回は、
『なぜでしょうか。信仰によって追い求めることをしないで、行ないによるかのように追い求めたからです。彼らは、つまずきの石につまずいたのです。それは、こう書かれているとおりです。「見よ。私は、シオンに、つまずきの石、妨げの岩を置く。彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ9:32~9:33)』と。
これは、イザヤ書からの引用です。原文は、
『だから、神である主は、こう仰せられる。「見よ。私はシオンに一つの石を礎として据える。これは、試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊いかしら石。これを信じる者は、あわてることがない。(イザヤ28:16)』
イザヤ書は、最もメシアに関する預言が啓示された書です。主イエスも、故郷ナザレにおいて、ご自身が誰であるのかを明らかにされた時、会堂にて解き明かされたのもイザヤ書でした。
原文の「シオン」とはエルサレムのことです。主イエスが、十字架に掛けられ、神の小羊として屠られる場所は、エルサレムでしかありえませんでした。
その時ユダヤ人は、「つまずきの石」につまずいてしまったのです。しかし、まだ回復の道が残されていました。
それは、現代訳にもありますように、
「だれでもキリストを信じる者は、失望させられることがない。」とみ言葉が語っている通り、つまり、イエス・キリストを信じることなのです。
主イエスの十字架を、自分の身代わりとして受け入れ、三日目によみがえられたことを心から信じることなのです。
そして、このお方に希望を置くのです。このお方ご自身こそが、私たちの、そして全人類の希望なのです。》