◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月13日(火)
◎聖書箇所ローマ人への手紙13章11節】
13:11 あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行ないなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じた頃よりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『13:11 あなたがたは、今がどのような時であるかということ、つまり、現実に対して目覚めるべき時であるということを知っている。というのは、今は、私たちが信仰に入ったあの時よりも、主が再び来られて、私たちの救いを完成される時が近づいているからである。』
新改訳では、「救い」、そして現代訳では、「私たちの救いを完成される時」と書かれています。新改訳は誤解を招く訳になっていて、現代訳の方が正しいかと思います。
私たちは救われました。主イエスの身代わりの十字架の死によってです。その流された尊い血潮において、罪赦され、神の子どもとされたのです。もちろん、自分の罪を悔い改め、主イエスを救い主として、心の奥底に向かい入れたからです。
その時から、聖霊なるお方は、私たちの肉体である体を宮として、住んで下さっておられます。
ここでパウロが言っていますことは、最初の救いのことではなく、救いの完成のことを指しています。それは、まだ罪を犯す可能性がある、この肉体があがなわれる時を指しているのです。
第Ⅰコリント人への手紙において、パウロは、次のように奥義を語っています。
『兄弟たちよ。私はこのことを言っておきます。血肉のからだは神の国を相続できません。朽ちるものは、朽ちないものを相続できません。聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです。終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。(第Ⅰコリント15:50~15:52)』
目を覚ましているべきです。これは、霊的に目を覚ますと言う意味です。
次に成就する聖書の預言は、「携挙」です。この成就こそが、真の意味において「大患難時代」の幕開けになるからです。その時、「ここに上れ」と言う御使いの頭の声が、ラッパの響きと共に、全世界にこだますると信じています。》