◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月17日(土)
◎聖書箇所ローマ人への手紙14章1節~3節】
14:1 あなたがたは信仰の弱い人を受け入れなさい。その意見をさばいてはいけません。
14:2 何でも食べてよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜よりほかには食べません。
14:3 食べる人は食べない人を侮ってはいけないし、食べない人も食べる人をさばいてはいけません。神がその人を受け入れて下さったからです。
◎ショートメッセージ
《今日から、ローマ人への手紙は、第14章へと入って行きます。現代訳を掲載します。
『14:1 信仰の弱い人を受け入れてあげなさい。その意見をただ批判しているだけではいけない。
14:2 たとえば、どんなものであっても、食べてかまわないと思っている人もおれば、野菜しか食べようとしない菜食主義者もいる。
14:3 食べる人は食べない人を軽蔑してはいけないし、食べない人は食べる人を批判してはいけない。すべてのクリスチャンは主のしもべである。』
ところで、「信仰の弱い人」とは、いったい誰のことを指すのでしょうか。自分が信仰が厚いと、果たして言える人がいるのでしょうか。このみ言葉を読むたびに、私は何か「上から目線」を感じてしまいます。
一つ考えられることがあります。しかし、それは弱いのではなく、育っていないと言う場合です。すなわち、救われたばかりの人は、新しい人生を歩み始めた所なのです。 生まれたばかりの、あるいは生まれ変わったばかりの、まだクリスチャンとしては産声をあげたばかりと言っても良いかも知れません。そのような人を、信仰生活が何十年にもおよぶクリスチャンが、さばいてはいけないと言うことなのです。
私自身のことですが、さばかれた経験があります。教会は、心の重荷を取り去って下さる場所であるはずなのに、背負いきれない重荷を負わせるようなことは、決してあってはならないのです。
パウロは、はっきりと宣言しています。
「すべてのクリスチャンは主のしもべである」と。》