◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月25日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書1章18節~25節】
1:18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。
1:19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
1:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
1:23「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
1:24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
1:25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。
◎ショートメッセージ
《全世界は日曜日です。そうです。今日はクリスマスです。そして、クリスマス礼拝と祝会が、それぞれの教会で行なわれます。コロナ渦になってから、すでに丸3年となり、まだ大勢の信徒が一堂に集まって、主イエス様の誕生を祝うことは難しいとされています。しかし、また今年もこの喜びに満ちた日がやって来ました。
しかし、ウクライナの人々は、どのようなクリスマスを迎えているのでしょうか。昨年は、家族全員が揃って、笑顔と喜びに満ちたクリスマスであったはずが、今年はその面影が、ほとんど消えてしまったに違いありません。
本当に、ウクライナとロシアの戦争に、主イエス様ご自身がご介入されることを、願って止みません。祈り続けましょう。
さて、マタイの福音書から分かりますように、マリアは処女でありながら懐妊し、そして、男の子を産みました。しかも、御使いが生まれる前につけた名前、イエスと呼ばれることになります。
この名前は、当時のユダヤにおいて、ごくありふれた名前でありました。モーゼの後継者である「ヨシュア」を、ギリシャ語読みしますと、「イエス」になるのです。
しかし、クリスマスの意味を、どれほどの人が知っていて、また心から、今日と言う日を迎えていることでしょうか。
御使いがヨセフに、「この方こそ、ご自分の民をその罪から救って下さる方です」と言われたことが、自分の身に当てはまることを、どれほどの人が知っていることでしょうか。
今日、私たちの為に救い主がお生まれになられました。私たちの身代わりとして、十字架にかかる為に、そして死ぬ為にです。》