• 日々のみ言葉 2023年1月8日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年1月8日(日)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章3節~6節】
    15:3 キリストでさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかったのです。むしろ、「あなたをそしる人々のそしりは、私の上にふりかかった。」と書いてあるとおりです。
    15:4 昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。
    15:5 どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにして下さいますように。
    15:6 それは、あなたがたが、心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。

    ◎ショートメッセージ
    《ローマ人への手紙の学びも、昨日から15章にはいっています。現代訳を掲載します。

    『15:3 というのは、神の御子キリストでさえ、ご自分を喜ばせなかったからである。むしろ、「神に敵対する人々のそしりが私の上にふりかかった。」と、旧約聖書の詩篇に記されているとおりである。
    15:4 旧約聖書に記されていることは、すべて私たちのために書かれているからである。それは、聖書の与える忍耐と慰めによって、私たちに希望を持たせるためである。
    15:5 どうか忍耐と慰めの神が、あなたがたを、キリスト・イエスに倣って、互いに同じ思いを持つようにして下さり、
     15:6 こうして、心を一つにし、一つの口で、私たちの主イエス・キリストの父である神をあがめさせて下さるように。』

     パウロは旧約聖書に通じていました。おそらく、当時の律法学者たちの中において、最も精通していたのではないでしょうか。主イエス様は、そのようなパウロを、異邦人の使徒として、召し出されたのです。

     パウロが引用した旧約聖書の箇所は、詩篇69篇です。原文は、
    『それは、あなたの家を思う熱心が私を食い尽くし、あなたをそしる人々のそしりが、私に降りかかったからです。(詩篇69:9)』となっています。

     主イエス様は、ご自身の為ではなく、人の為に生きられました。30歳になるまでは、義父ヨセフと母マリアと、弟と妹たちの為に、そして親しい友人の為に、彼らを喜ばさせようとして、ご自身の人生を捧げられたのです。そして、公生涯を迎えてからは、虐げられている人々の為に、尽くされました。

     使徒パウロは、「あなたをそしる人々のそしりは、私の上にふりかかった」と言う箇所を引用していますが、彼自身はまさに、「そしる人々」の一人であったわけです。
     そればかりではありません。その中には、私もあなたも含まれています。主にお会いする以前の、私たちのそしりさえも、お受けになられたのです。明日も同じ箇所からです。》

Comments are closed.