◇◆◇日々のみ言葉
2023年1月12日(木)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章8節~9節】
15:8 私は言います。キリストは、神の真理を現わすために、割礼のある者のしもべとなられました。それは先祖たちに与えられた約束を保証するためであり、
15:9 また異邦人も、あわれみのゆえに、神をあがめるようになるためです。こう書かれているとおりです。「それゆえ、私は異邦人の中で、あなたをほめたたえ、あなたの御名をほめ歌おう。」
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『15:8 キリストは、神の真実さをあかしするために、選民であるイスラエルの民に仕える者となられた。これは、イスラエルの先祖たちに与えられた神の約束が確かなものであることを示すためであり、
15:9 また、異邦人も神のあわれみによって救われ、神をあがめるようになるためである。それは、旧約聖書に次のように記されているとおりである。「このために、私は異邦人の中で、あなたをほめたたえ、あなたのお名前をほめ歌おう。」』
今日は、「先祖たちに与えられた約束」、あるいは「イスラエルの先祖たちに与えられた神の約束」について考えて見たいと思います。これは紛れもなく、アブラハムへの約束の他ありません。
神様は、アブラハム(アブラム)に、このように約束されたのです。
『「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、私が示す地へ行きなさい。そうすれば、私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者を私は祝福し、あなたをのろう者を私はのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創世記12:1~12:3抜粋)』と。
この言葉通りに、イスラエルは大いなる国民となり、また神様から祝福された「選民」となったのです。そして、「地上のすべての民族は、あなたによって祝福される」と言う言葉において、アブラハムの子孫からメシアが出現することを預言しています。
ゆえに、福音は、異邦人である私たち日本人にも届けられることになったわけです。明日も同じ箇所からです。》