• 日々のみ言葉 2023年1月13日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年1月13日(金)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章8節~9節】
    15:8 私は言います。キリストは、神の真理を現わすために、割礼のある者のしもべとなられました。それは先祖たちに与えられた約束を保証するためであり、
    15:9 また異邦人も、あわれみのゆえに、神をあがめるようになるためです。こう書かれているとおりです。「それゆえ、私は異邦人の中で、あなたをほめたたえ、あなたの御名をほめ歌おう。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、同じ箇所からとなります。明日は先に行きたいと思います。
     再三ですが現代訳を掲載します。

    『15:8 キリストは、神の真実さをあかしするために、選民であるイスラエルの民に仕える者となられた。これは、イスラエルの先祖たちに与えられた神の約束が確かなものであることを示すためであり、
    15:9 また、異邦人も神のあわれみによって救われ、神をあがめるようになるためである。それは、旧約聖書に次のように記されているとおりである。「このために、私は異邦人の中で、あなたをほめたたえ、あなたのお名前をほめ歌おう。」』

     今日は、パウロが引用した旧約聖書から学びましょう。原文は、
    『それゆえ、主よ。私は、国々の中であなたをほめたたえ、あなたの御名を、ほめ歌います。(詩篇18:49)』となっており、パウロは「国々」と言う単語を、「異邦人の中」と言う単語に置き換えています。これは、パウロ自身の解釈であるかと思われます。

     また、パウロ自身のことを当てはめているのではないでしょうか。かつて、律法学者たちの中で、最も厳格なパリサイ派に属しており、ローマ市民でありながら生粋の正統的なユダヤ人であったパウロが、今では、忌み嫌っていた異邦人の中で、神様を誉め讃えているのです。

     私たちも、主イエスに出会うまでは、同じように、十字架の敵として歩んでいました。しかし、今は、主イエスの御名を心から礼拝し、十字架を心から賛美する者として変えられたのです。すべては恵みであり、哀れみです。このお方は、何時も私たち一人一人と共に歩んで下さいます。》

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