◇◆◇日々のみ言葉
2023年1月16日(月)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章14節~15節】
15:14 私の兄弟たちよ。あなたがた自身が善意にあふれ、すべての知恵に満たされ、また互いに訓戒し合うことができることを、この私は確信しています。
15:15 ただ私が所々、かなり大胆に書いたのは、あなたがたにもう一度思い起こしてもらうためでした。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:14 さて、信者の皆さん。あなたがた自身が善意にあふれ、あらゆる知識で満たされ、また、互いに訓戒し合うことができることを確信している。
15:15 しかし、あちこちで大分思い切ったことを述べてきたのは、私が神から与えられた恵みによることを、もう一度思い起こしてもらいたいためである。』
ここで、パウロは「互いに訓戒し合うことができることを、確信している」と述べていますが、ここでも誤解が生じやすいかと思われます。
つまり、互いに訓戒し合うこととは、互いに裁き合うこととも取れるからです。互いの欠点や足りないことを指摘し合うことではないはずです。もし、教会内で、信者同士が互いに裁き合ったとしたら、もはや教会ではなく、この世の団体となんら変わりありません。
国会がまさに滑稽ではないですか。ヤジを飛ばしあったり、まさに愚の骨頂の何ものでもありません。批判ばかりしている野党と同じではありませんか。そこには、建設的なものがほとんど見あたらないのです。
つまり、互いに受け入れ合うことなのです。そして、誰かが間違った道を辿っていたとしたら、その人の為に取りなしの祈りを神様に捧げ、また教会の長老に委ねるべきなのです。
愛だけが、人を変えるのです。主イエス様の十字架によって、神様の私たちへの深い愛が示されました。その愛を胸に抱いて、教会に集う兄弟姉妹を見るべきです。》