◇◆◇日々のみ言葉
2023年1月17日(火)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章16節~17節】
15:16 それも私が、異邦人のためにキリスト・イエスの仕え人となるために、神から恵みをいただいているからです。私は神の福音をもって、祭司の務めを果たしています。それは異邦人を、聖霊によって聖なるものとされた、神に受け入れられる供え物とするためです。
15:17 それで、神に仕えることに関して、私はキリスト・イエスにあって誇りを持っているのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:16 その恵みは、私が異邦人たちのために、キリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の務めを果たすことであって、こうして、異邦人を聖霊によって聖められた、神に受け入れられるものとするためである。
15:17だから、私は神に仕えることについては、キリスト・イエスを信じる者として誇りとしている。』
聖書は、万人祭司説を唱えています。主イエス・キリストが十字架によって流された血潮によって、神の小羊として捧げ物になられたその時、エルサレムに地震が起こったのです。
そして、神殿の幕が上から下に向かって、真っ二つに引き裂かれました。その時、大祭司の職は廃止されたのです。なぜなら、主イエスこそ、真の大祭司であられたからです。
しかし、パウロは、「異邦人の祭司の務めを果たしている」と述べています。これはどのような意味なのでしょうか。
これは、異邦人の人々を主イエスの御元に連れて行くことを指しているのです。そして、主のみ言葉と教えによって、救われた異邦人が、霊的に成長し、聖霊の導きによって、さらに聖められた者となり、神様に受け入れられる「喜びの器」に変えられることを、心から願っており、その働きに関わる者として、真に誇りを持っていると言うのです。》