◇◆◇日々のみ言葉
2023年1月20日(金)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙15章20節~21節】
15:20 このように、私は、他人の土台の上に建てないように、キリストの御名がまだ語られていない所に福音を宣べ伝えることを切に求めたのです。
15:21 それは、こう書いてあるとおりです。「彼のことを伝えられなかった人々が見るようになり、聞いたことのなかった人々が悟るようになる。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:20 このように、私は、他のだれかが伝道を始めた所で伝道しないように、キリストのお名前がまだ知られていない所に福音を宣べ伝えようと努力してきた。
15:21 それは、次のように旧約聖書のイザヤの預言に記されているとおりである。「救い主について知らされていなかった人々が救い主を見、聞くことのなかった人々が悟るようになる。」』
ここでパウロが言っています「他人(他のだれか)」とは、具体的には、残された十二使徒たちのことであり、また七人の執事たち(ステパノを除く)のことを指しているかと思われます。
また、パウロが引用している旧約聖書箇所はイザヤ書です。原文は、
『そのように、彼は多くの国々を驚かす。王たちは彼の前で口をつぐむ。彼らは、まだ告げられなかったことを見、まだ聞いたこともないことを悟るからだ。(イザヤ52:15)』となっています。
この場合の「彼」とは、メシアなる主イエス・キリストのことです。
真に、パウロは「異邦人の使徒」として、ユダヤ人以外の人々に、福音を伝える為に、命がけで奔走したことが分かります。
その尊い働きによって、やがてこの日本にも福音が伝えられたことは、言うまでもないことです。そして、私たちは救われました。》