• 日々のみ言葉 2023年2月14日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年2月14日(火)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙16章25節~27節】
    16:25 私の福音とイエス・キリストの宣教によって、すなわち、世々にわたって長い間隠されていたが、今や現わされて、永遠の神の命令に従い、預言者たちの書によって、信仰の従順に導くためにあらゆる国の人々に知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを堅く立たせることができる方、
    16:26 [前節に合節]
    16:27 知恵に富む唯一の神に、イエス・キリストによって、御栄えがとこしえまでありますように。アーメン。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『16:25 長い間隠されており、
     16:26 今は、あらゆる国の人々が救われるために啓示されたこの福音を、私が宣べ伝えることによって、あなたがたを堅く信仰に立たせて下さるお方、
     16:27 知恵に満ちたただ一人の神に、イエス・キリストによって栄光がとこしえにあるように。アーメン。』

     ローマ人への手紙の最後となります。この三つの節は、一つの文章になっていて、切り離して考えることは難しく、よって一気に学ぶことにします。

     まず始めに、新改訳の訳は全くの誤訳です。最初の言葉である「私の福音」ですが、福音はパウロのものではありません。主イエス・キリストの福音なのです。現代訳は、「この福音を、私が宣べ伝えることによって」と訳していて、正しいと言えます。

     さて、パウロは、新約聖書の中における最高峰の書簡である「ローマ人への手紙」の最後に、父なる神様への礼拝文を書き記しました。
     まさしく、主イエス・キリストの名によって、父なる神様が誉め讃えられることになるからです。

     神様は、あらゆる奥義を、御子イエスを通して、異邦人の使徒であるパウロに啓示されました。その啓示こそが、パウロが執筆した書簡なのです。この書簡には、「クリスチャンはどのように生きるべきか」が書かれています。
     それゆえ、私たちは、常に書簡を学ぶべきであり、またそこに書かれたことを実行する必要があります。しかし、文化の違いや、国民性の違いがありますから、すべてのことが日本に、あるいは日本人に当てはまるのではありません。大切なことは、ただ一つです。それは、御霊と共に歩むことです。聖霊様と共に、与えられた、残された人生を、二人三脚で歩んで行くことなのです。

     これで、ローマ人への手紙の学びは終わりにします。明日から、マルコの福音書の学びとなります。日々のみ言葉において、2015年に、一度取り上げましたが、二回目となる今回は、さらに奥深く学んで行きたいと思います。ご期待下さい。》

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