◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月3日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章12節~13節】
1:12 そしてすぐ、御霊はイエスを荒野に追いやられた。
1:13 イエスは四十日間荒野にいて、サタンの誘惑を受けられた。野の獣と共におられたが、御使いたちがイエスに仕えていた。
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からです。再三ですが、現代訳を掲載します。
『1:12 またすぐに、御霊はイエスを荒野に追いやられた。
1:13 イエスは長い間、荒野におられて、絶えず悪魔の誘惑を受けられた。野獣も共にいて、御使いたちは絶えずイエスに仕えていた。』
主イエスは、四十日間荒野にいたと言われています。と言うことは、主の弟子である私たちも、その人生において荒野があると言うことになります。
荒野とは、一般的に言いまして、植物があまり生育せず、人の居住にも適さない荒れ果てた地域を指します。主イエスは、しばしば一人で、祈る為に荒野に退いたと書かれています。
ここから、荒野は確かに乏しく、また厳しい環境なのですが、神様に最も近い場所であることも事実なのです。
つまり、人生の荒野こそが、神様に最もお会い出来る場所なのです。神様は、私たちを無闇に荒野には導かれません。
主イエスも同じです。御霊は、目的があって主イエスを荒野に導かれたのです。主イエスは、四十日四十夜、現代訳では長い間、悪魔の試み(誘惑)を受けられました。しかし、み言葉によって勝利なされました。主は、あらゆる試み(誘惑)を受けられたからこそ、私たちが誘惑されることを知っておられます。
それだけではありません。必ず脱出の道をも用意して下さるのです。》