◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月6日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章16節~18節】
1:16 ガリラヤ湖のほとりを通られると、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師であった。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。現代訳を掲載します。
『1:16 イエスがガリラヤ湖の岸辺を歩いていると、シモンとその弟アンデレが湖に投網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師だったのである。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私の弟子になりなさい。そうすれば、魚を捕るのではなく、人間を捕る漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、彼らはすぐ網を捨てて、イエスに従った。』
実はこの場面の前に、主イエスとシモン・ペテロと弟アンデレ、そしてゼベタイの子ヤコブとヨハネ、そしてピリポとナタナエルはガリラヤのカナに行っているのです。
ヨハネによりますと、
『それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。ぶどう酒がなくなった時、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません。」と言った。すると、イエスは母に言われた。
「あなたは私と何の関係があるのでしょう。女の方。私の時はまだ来ていません。」
母は手伝いの人たちに言った。
「あの方が言われることを、何でもしてあげて下さい。」
さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入りの石の水がめが六つ置いてあった。イエスは彼らに言われた。
「水がめに水を満たしなさい。」
彼らは水がめを縁まで一杯にした。イエスは彼らに言われた。
「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役の所に持って行きなさい。」
彼らは持って行った。宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。彼は、花婿を呼んで、言った。
「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだ頃になると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。その後、イエスは母や兄弟たちや弟子たちと一緒に、カペナウムに下って行き、長い日数ではなかったが、そこに滞在された。(ヨハネ2:1~2:12)』
これは、最初の奇跡であるとヨハネは言っています。すなわち、カナからカペナウムに戻ってから数日後の出来事が、今日のみ言葉の箇所の場面となります。》