◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月7日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章16節~18節】
1:16 ガリラヤ湖のほとりを通られると、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師であった。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。再三、現代訳を掲載します。
『1:16 イエスがガリラヤ湖の岸辺を歩いていると、シモンとその弟アンデレが湖に投網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師だったのである。
1:17 イエスは彼らに言われた。「私の弟子になりなさい。そうすれば、魚を捕るのではなく、人間を捕る漁師にしてあげよう。」
1:18 すると、彼らはすぐ網を捨てて、イエスに従った。』
シモン・ペテロと弟アンデレ、そしてゼベタイの子ヤコブとヨハネの本業は、ここに書かれていますように「漁師」でした。
私は過去に耳にした「多くのメッセージ」は、シモン・ペテロと弟アンデレが、この時初めて主イエスとお会いしたかのように語られたことを思い出します。そうではないのです。この時点では、すでに彼らは主イエスの弟子であったからです。
主は彼らに言われました。
「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」と。
現代訳では、
「私の弟子になりなさい。そうすれば、魚を捕るのではなく、人間を捕る漁師にしてあげよう。」となっていますが、ここでは新改訳の方が正しいかと思われます。
大切なことは、主イエスのお言葉に従うことなのです。
「すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。」
この事について、単純にマルコは書き記していますが、シモン・ペテロと弟アンデレが主イエスの言葉に従うには、それだけの決心が必要であることは当然です。
しかし、彼らはすでに「カナの婚礼」での奇跡、すなわち「水をぶどう酒に変えた奇跡」を体験していますから、躊躇することなく従うことが出来たのです。》