• 日々のみ言葉 2023年3月17日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年3月17日(金)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書1章29節~31節】
    1:29 イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家にはいられた。
    1:30 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床に着いていたので、人々はさっそく彼女のことをイエスに知らせた。
    1:31 イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は彼らをもてなした。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日の続きとなります。再度、現代訳を掲載します。
    『1:29 イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家に来られた。
    1:30 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で寝ていたので、早速、人々は彼女のことをイエスに知らせた。
    1:31 イエスは彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は起き、イエスに奉仕してもてなした。』

     主イエス様が、なぜシモンとアンデレの家を選ばれたのか、その理由は、シモンのしゅうとめが熱病で苦しんでおり、かなり容態が思わしくなかったからでした。私は、この事も、実は神様の摂理の中に起こった事と考えています。つまり、主イエス様に栄光が帰されることになるからです。
     主イエス様は、しゅうとめの寝ている部屋に入って行きました。そして彼女に近寄り、その手を取って起こされたのです。

     ルカの福音書における平行記事では、
    『イエスは立ち上がって会堂を出て、シモンの家にはいられた。すると、シモンのしゅうとめが、ひどい熱で苦しんでいた。人々は彼女のためにイエスにお願いした。イエスがその枕もとに来て、熱をしかりつけられると、熱がひき、彼女はすぐに立ち上がって彼らをもてなし始めた。(ルカ4:38~4:39)』と書かれています。

     マタイの福音書の平行記事は、マルコとほとんど同じですが、ルカでは、主イエスが「熱を叱りつけられ」たと書かれています。これが本当ではないでしょうか。
     すると、あっという間に熱が下がり、それだけではなく元気になって、現代訳では、「彼女は起き、イエスに奉仕してもてなした」とあります。
     つまり、シモンのしゅうとめは、主イエス様と弟子たちの夕食を作って、もてなしたと言うことです。
     主イエスは、シモン・ペテロの家をガリラヤ宣教の本拠地とし、「自分の家」と称し、そこから宣教に出て行っては戻って来るのです。

     そして、そのたびごとに、シモンのしゅうとめは、喜んで主イエスと弟子たちに仕え、もてなしたことは間違いありません。》

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