• 日々のみ言葉 2023年3月18日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年3月18日(土)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書1章29節~31節】
    1:29 イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家にはいられた。
    1:30 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床に着いていたので、人々はさっそく彼女のことをイエスに知らせた。
    1:31 イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は彼らをもてなした。

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
    『1:29 イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家に来られた。
    1:30 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で寝ていたので、早速、人々は彼女のことをイエスに知らせた。
    1:31 イエスは彼女に近寄り、その手を取って起こされた。すると熱がひき、彼女は起き、イエスに奉仕してもてなした。』

     シモン・ペテロの妻の名前は聖書には書かれてはおりません。そして妻の母親、すなわちシモンのしゅうとめの名前も聖書には書かれてはおりません。もし、しゅうとが生きていたのなら、娘婿の世話にはならなかったに違いありません。

     主イエスは、弟子たちと共にシモンとアンデレの家に入られ、シモンのしゅうとめの熱病をいやされました。実はそれだけではないのです。主イエスは、彼女の心の傷、もしくは心の痛みをもいやされたのです。娘婿の世話になると言う、肩身の狭い思いをも取り去られたのです。
     しゅうとめは、主イエスによって手を引かれて起き上がり、熱が引きいやされ、すぐに立ち上がって、主イエスと弟子たちをもてなしたとあります。
     何と彼女にも使命が与えられたのです。それは、この後、何度も家に帰ってくる主イエスと弟子たちのもてなしを彼女がすることになるからです。

     彼女にも生きている意味が与えられたのです。もちろん孫の世話をもしたでしょうが、神の御子であられる主イエスと、十二弟子たちをもてなすことは、何と光栄に満ちたことでしょう。

     主イエスは、それゆえ、シモンの家をご自分の家と言われたのです。マルコはこのように書き記しています。
    『数日たって、イエスがカペナウムにまた来られると、家におられることが知れ渡った。(マルコ2:1)』と。明日は先に行きましょう。》

Comments are closed.