◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月19日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章32節~34節】
1:32 夕方になった。日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた者をみな、イエスのもとに連れて来た。
1:33 こうして町中の者が戸口に集まって来た。
1:34 イエスは、さまざまの病気にかかっている多くの人をお直しになり、また多くの悪霊を追い出された。そして悪霊どもがものを言うのをお許しにならなかった。彼らがイエスをよく知っていたからである。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『1:32 夕方になり、日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた人をみな、イエスのもとに連れて来た。
1:33 こうして、町中の人が戸口に集まって来た。
1:34 イエスは、さまざまの病気にかかっている多くの人を治してやり、また、多くの悪霊を追い出しておやりになった。そして悪霊どもがものを言うことをお許しにならなかった。悪霊どもによって、ご自分が救い主であることを示すのを好まれなかったからである。』
「日が沈む」と言うことは、ユダヤでは新しい一日が始まったと言うことであり、安息日が終わって、週の初めの日、すなわち日曜日になったと言うことです。
すでに主イエス様が、シモンのしゅうとめの熱病を瞬間的にいやされたことを、また会堂において悪霊を追い出されたことは、カペナウムの町全体に知れ渡っていました。
それゆえに、安息日が終わってから、町中の人々が 病人や悪霊につかれた人をみな、主イエス様の御もとに連れて来たと言うわけです。
また、「こうして、町中の者(人)が戸口に集まって来た」ことから、さぞかしシモンの家の前は大混乱になったことでしょう。弟子たちは、人々の整理に追われたに違いありません。
主イエス様は、さまざまの病気にかかっている多くの人を治し、また、多くの悪霊を追い出されました。これこそが、「良き知らせ」であり、「福音」なのです。
まさしく、主は「愛の人」であられたのです。明日も同じ箇所からとなります。》