◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月23日(木)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章38節~39節】
1:38 イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。私は、そのために出て来たのだから。」
1:39 こうしてイエスは、ガリラヤ全地にわたり、その会堂に行って、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出された。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『1:38 すると、イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村や町へも行きましょう。その人たちにも福音を語らなければなりません。私はそのために来たのです。」
1:39 こうして、イエスはガリラヤ全地をあまねく巡り、その会堂で福音を語ったり、悪霊を追い出したりされた。』
ガリラヤ伝道の前期が始まりました。マルコの福音書の1章14節~15節によれば、
『ヨハネが捕えられて後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べて言われた。「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ1:14~1:15)』
と書かれており、この時がガリラヤ伝道のスタートでした。
ただし、この時には、弟子たちが一緒であったのかどうかについては、マルコの福音書には書かれておりません。
この後で、シモン・ペテロと弟アンデレ、そしてゼベダイの子ヤコブとヨハネを召し出す場面が描かれているからです。
よって、弟子たちを伴って行なわれたガリラヤ伝道は、この時からではないかとも考えられています。
主イエス様は、「福音を伝えよう」と言われました。福音とは「良き知らせ」と言う意味ですが、主イエス様の人格そのものを指していることは、すでに学んだとおりです。
このお方に出会うことこそが、人生最大の目的です。なおかつ、その人の人生の最大の成功とも言えるでしょう。
「私は、そのために出て来たのだから」
「私はそのために来たのです」
この言葉こそが、神様が人となって下さった理由です。そして、私たちの身代わりとして、死ぬために、十字架にかけられる為に来て下さったのです。》