◇◆◇日々のみ言葉
2023年3月28日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書2章1節】
2:1 数日たって、イエスがカペナウムにまた来られると、家におられることが知れ渡った。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『2:1 それから数日たって、イエスがまたカペナウムに来られると、たちまち家におられるといううわさが立った。』
主イエス様と弟子たちの一行は、カペナウムに戻って来ました。この時、過越の祭の巡礼にエルサレムに行かれ、エルサレムからガリラヤへの近道であるサマリアを経由し、故郷ナザレ、そしてカナを通って、再びカペナウムにやって来たというわけです。
マルコの福音書によりますと、
『イエスは会堂を出るとすぐに、ヤコブとヨハネを連れて、シモンとアンデレの家にはいられた。(マルコ1:29)』と書き記されており、シモン・ペテロの家が、主イエス様のガリラヤ宣教基地であったことが分かります。
ここには、かつて熱病をいやされた、シモン・ペテロのしゅうとめがいました。彼女は、主イエス様と弟子たちが帰って来るたびごとに、手厚く持てなしたことは言うまでもないことです。
また、カペナウムの町に住んでいる人々は、そのことを良く知っていました。それゆえ、主が戻られると、たちまちうわさは飛び交い、大勢の人々が、シモン・ペテロの家に押し寄せて来たのです。
彼らは、様々な病をいやしてもらう為、また悪霊を追い出してもらう為に集まって来ましたが、主の尊い教えを聞きに来たことも事実でした。
主イエス様は、「神の国」について、教えられたのです。》