◇◆◇日々のみ言葉
2023年4月10日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書2章18節~20節】
2:18 ヨハネの弟子たちとパリサイ人たちは断食をしていた。そして、イエスのもとに来て言った。「ヨハネの弟子たちやパリサイ人の弟子たちは断食するのに、あなたの弟子たちはなぜ断食しないのですか。」
2:19 イエスは彼らに言われた。「花婿が自分たちと一緒にいる間、花婿につき添う友だちが断食できるでしょうか。花婿と一緒にいる時は、断食できないのです。
2:20 しかし、花婿が彼らから取り去られる時が来ます。その日には断食します。」
◎ショートメッセージ
《昨日は、イースターでしたので、主イエスの復活について学びました。再びマルコの福音書の学びに戻ります。現代訳を掲載します。
『2:18 ヨハネの弟子たちとパリサイ派の人たちは、よく断食をしていた。そこで、彼らがイエスのもとに来て、こう言った。「ヨハネの弟子たちとパリサイ派の人たちはよく断食をするのに、どうしてあなたの弟子たちは断食をしないのですか。」
2:19 イエスは彼らに言われた。「婚礼の客は、花婿がまだ一緒にいる時に、悲しむでしょうか。
2:20 しかし、彼らから花婿が取り去られる日が来ます。その時は、断食をするでしょう。」』
ここには、バプテスマのヨハネの弟子たちとパリサイ人たちが登場します。これは、彼らが示し合わせて断食していたと言う意味ではありません。
ヨハネの弟子たちは弟子たちで、そしてパリサイ人たちはパリサイ人たちで、断食をしていたと言う意味です。しかも、続けてではなく、一週間の中の特定の日に、毎週断食していたようです。「
さて、では誰が主イエスの所にやって来て質問したのでしょうか。これは、パリサイ人たちであると考えられます。最高議会が遣わしたのは、常に彼らでしたから。
また、この頃には、まだバプテスマのヨハネは、ヘロデ・アンティパスに捕らえられてはいませんでした。
ヨハネの福音書は、主イエスの公生涯と、バプテスマのヨハネの悔い改めの働きが、重なり合ったことを書き記しています。
『その後、イエスは弟子たちと、ユダヤの地に行き、彼らと共にそこに滞在して、バプテスマを授けておられた。
一方ヨハネもサリムに近いアイノンでバプテスマを授けていた。そこには水が多かったからである。人々は次々にやって来て、バプテスマを受けていた。ヨハネは、まだ投獄されていなかったからである。(ヨハネ3:22~3:24)』と。
今日の聖書箇所はこの頃のことです。明日も同じ箇所からです。》