◇◆◇日々のみ言葉
2023年5月26日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書4章30節~32節】
4:30 また言われた。「神の国は、どのようなものと言えばよいでしょう。何にたとえたらよいでしょう。
4:31 それはからし種のようなものです。地に蒔かれるときには、地に蒔かれる種の中で、一番小さいのですが、
4:32 それが蒔かれると、生長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作れるほどになります。」
◎ショートメッセージ
《昨日、数名の友人と待ち合わせて、恩師である尾山令仁先生の前夜式に行ってまいりました。江古田にあります聖書キリスト教会8Fの礼拝堂において、午後6時から3時間の時間枠で行なわれました。前夜式であるにもかかわらず、大勢の人々が参加されました。
今、先生は、主イエス様が治める「神の国(天の御国)」におられます。私たちは、またお会いすることが出来ます。その日を楽しみにしています。
さて、昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『4:30 イエスはまた言われた。「神の国は、何に比べたらよいでしょう。何にたとえたらよいでしょう。
4:31 それは、ちょうど一粒のからし種のようなものです。地に蒔かれる時には、ほかの種よりも小さいですが、
4:32 一度、蒔かれ、生長すると、ほかのどの野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作るほどになります。」』
主イエス様は、ある時パリサイ人や律法学者たちに、このように教えられました。
『さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある。』とか、『あそこにある。』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」(ルカ17:20~17:21)』
ここで言われた主イエス様のお言葉は、二つの意味を含んでいます。一つは、今主イエス様がおられる場所こそ、すなわち、パリサイ人や律法学者たちの目の前に「神の国」は、すでに訪れていることを指しています。
そして、もう一つの意味は、私たちのただ中、すなわち私たちの心の中に、「神の国」が訪れると言うことです。
これは、もう一人の助け主であられる聖霊様が、天から降って来られた後に成就することになります。聖霊様は信徒たちの体を宮として、その中に住んで下さるのです。何と言う恵みでしょうか。一人また一人と救われる魂が起こされる度ごとに、神の国は増大して行くのです。》