• 日々のみ言葉 2023年6月17日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年6月17日(土)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書5章35節~37節】
    5:35 イエスが、まだ話しておられるときに、会堂管理者の家から人がやって来て言った。「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜ、このうえ先生を煩わすことがありましょう。」
    5:36 イエスは、その話の言葉をそばで聞いて、会堂管理者に言われた。「恐れないで、ただ信じていなさい。」
    5:37 そして、ペテロとヤコブとヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれも自分と一緒に行くのをお許しにならなかった。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『5:35 イエスが、その女と話しておられる時、会堂管理者の家から人がやって来て、「お嬢さんは亡くなられました。もう、この上、先生を煩わすには及びません。」と言った。
     5:36 イエスは、その話している言葉を、そばで聞いて、会堂管理者に言われた。「恐れることはありません。ただ信じることです。」
      5:37 そして、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネの三人だけを連れて行かれた。』

    「長血をわずらった女」のいやしの奇跡について学びれ、再び「ヤイロの娘」のよみがえりの奇跡に戻ります。
    「イエスが、まだ話しておられるとき」とは、現代訳にも有りますように、「イエスが、その女と話しておられる時」と言うことです。
     この時、会堂管理者の家から使いの者が、ヤイロの所にやって来ました。ヤイロは、カペナウムの会堂管理人でした。よって、会堂における様々な主イエスの教えを聞いていますし、また会堂にて行なわれた奇跡をも、目の当たりに見ています。またこの使いの者も、主イエスを知っていることは明白です。

    「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜ、このうえ先生を煩わすことがありましょう。」(新改訳)
    「お嬢さんは亡くなられました。もうこの上、先生を煩わすには及びません。」(現代訳)

     この言葉に、どれほどヤイロは、失望したことでしょう。目の前が真っ暗になったに違いありません。
     また、家に戻るさいに、「長血をわずらった女」によって、主イエスを案内することが遅れてしまい、どんなにか、そのことを悔やんだかも知れないのです。
     主は、ヤイロの気持ちを一瞬にして悟られます。そして言われます。
    「恐れないで、ただ信じていなさい。」(新改訳)
    「恐れることはありません。ただ信じることです。」(現代訳)

     この言葉は、ヤイロだけに向けられているのではありません。現在の私たち一人一人に対しても、主は語っておられます。
     そして、「ただ信じること」とは、主イエス・キリストを信じることなのです。明日も同じ箇所からとなります。》

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