◇◆◇日々のみ言葉
2023年6月30日(金)
◎聖書箇所【マルコの福音書6章7節~11節】
6:7 また、十二弟子を呼び、ふたりずつ遣わし始め、彼らに汚れた霊を追い出す権威をお与えになった。
6:8 また、彼らにこう命じられた。「旅のためには、杖一本のほかは、何も持って行ってはいけません。パンも、袋も、胴巻きに金も持って行ってはいけません。
6:9 くつは、はきなさい。しかし二枚の下着を着てはいけません。」
6:10 また、彼らに言われた。「どこででも一軒の家にはいったら、そこの土地から出て行くまでは、その家にとどまっていなさい。
6:11 もし、あなたがたを受け入れない場所、また、あなたがたに聞こうとしない人々なら、そこから出て行くときに、そこの人々に対する証言として、足の裏のちりを払い落としなさい。」
◎ショートメッセージ
《引き続き、同じ箇所からとなります。明日は先に行きましょう。現代訳を掲載します。
『6:7 また、十二使徒を呼びよせて、二人ずつ組にして遣わすにあたり、彼らに悪霊を追い出す権能をお与えになった。
6:8 また、彼らにこう命じられた。「旅のためには、杖一本のほかは、何も持って行ってはいけません。パンも、旅行用の袋も、胴巻きには金も持って行ってはいけません。
6:9 靴は履きなさい。しかし余分の下着も持って行ってはいけません。」
6:10 また、彼らに言われた。「どこででも、一軒の家にはいったら、その土地から立ち去るまでは、その家にとどまっていなさい。
6:11 もし、だれもあなたがたを受け入れず、だれもあなたがたの言うことを聞き入れないのなら、そこから出て行く時、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。それは、彼らが異邦人と同じだということを示すためです。」』
今日も、主イエス様が言われた後半部分について、共に考えて見たいと思います。
「どこででも一軒の家にはいったら、そこの土地から出て行くまでは、その家にとどまっていなさい。もし、あなたがたを受け入れない場所、また、あなたがたに聞こうとしない人々なら、そこから出て行くときに、そこの人々に対する証言として、足の裏のちりを払い落としなさい。(新改訳)」
やはり、新改訳では意味が明確にされてはいません。その点、現代訳では、
「どこででも、一軒の家にはいったら、その土地から立ち去るまでは、その家にとどまっていなさい。もし、だれもあなたがたを受け入れず、だれもあなたがたの言うことを聞き入れないのなら、そこから出て行く時、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。それは、彼らが異邦人と同じだということを示すためです。」となっています。
つまり、「彼らが異邦人と同じだということを示すため」に、靴の裏のちりを落としなさい、と言うことなのです。
そして、必ず弟子たちには、衣食住が与えられることを、主は約束しておられます。行き先々において、チームの二人を持てなしてくれる家と兄弟たちが、すでに備えられていることを約束されています。何と言う恵みなのでしょうか。》