◇◆◇日々のみ言葉
2023年7月18日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書6章47節~48節】
6:47 夕方になったころ、舟は湖の真中に出ており、イエスだけが陸地におられた。
6:48 イエスは、弟子たちが、向かい風のために漕ぎあぐねているのをご覧になり、夜中の三時ごろ、湖の上を歩いて、彼らに近づいて行かれたが、そのままそばを通り過ぎようとのおつもりであった。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『6:47 夕暮れになった時、舟は湖の真中に出ておりイエスはただ一人陸地におられた。 6:48 イエスは、逆風が吹いているために、弟子たちが漕ぎあぐねているのをご覧になり、夜中の三時ごろ、湖の上を歩いて、弟子たちの所に近づいて行かれたが、そのまま、そのそばを通り過ぎようとされた。』
ここで言われています「夕方」とは、本当の夕方のことです。つまり陽が沈む時のことです。それゆえ現代訳では「夕暮れ」と訳しています。主は、夕方になっても、また夜になっても、まだ陸地におられたのです。
そして、真夜中の三時頃のことです。主イエス様は、逆風の中、弟子たちが漕ぎあぐねているのをご覧になられたとあります。
これは、弟子たちにとっては大きな災難になります。なぜなら、陽が沈む前に、まだ明るいうちに、主イエス様が、強いて彼らを舟に乗せベツサイダに向かわせたからです。
何とそれから、10時間以上経っているのにも関わらず、彼らはまだ湖の真ん中にいるのです。
お腹も空いたはずですが、「五千人の給食」の時に、残ったパンや魚を持ってきたのが役に立ちました。しかし、なすすべもなく途方に暮れていたのです。
そこに、何と、主イエス様が湖の上を歩いて来られたのです。彼らの驚きようは、もう天にまで駆け上るほどでした。》