◇◆◇日々のみ言葉
2023年9月30日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書9章50節】
9:50「塩は、ききめのあるものです。しかし、もし塩に塩けがなくなったら、何によって塩けを取り戻せましょう。あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。そして、互いに和合して暮らしなさい。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:50 「塩は、よいものです。しかし、もしその塩に塩けを失ったら、一体何によって、その塩けを取り戻すことが出来るでしょうか。あなたがた自身のうちに塩けを保っていなさい。このように、自分に対しては厳しくし、同時に他の人とは互いに平和でありなさい。」』
昨日の箇所においては、主イエスはこのように言われました。
「そこでは、彼らを食ううじは、尽きることがなく、火は消えることがありません。すべては、火によって、塩けをつけられるのです。」(マルコ9:48~9:49)と。
突然、「塩け」と言う言葉を言われたのです。そして、その解き明かしとして言われたことが、本日の聖書箇所になるのです。
ここで言われる、消えることのない「火」とは、「第二の死」である「火の池」のことを指していますが、もう一つの意味として、「聖霊の火のバプテスマ」のことを指していると思われます。
聖霊様によって、私たちの心に「塩け」が与えられるのです。なぜなら、聖霊様が私たちの心の中に住んで下さることによって、私たちは、この世が腐敗し堕落して行くことを、少しでも遅らせる働きが出来るのです。
また、塩が塩けを失うと言うことは、紛れもなくクリスチャンとして、堕落することを意味しています。主の御もとに留まることこそが、塩けを保つことなのです。
そして、さらに、主は勧めています。
「このように、自分に対しては厳しくし、同時に他の人とは互いに平和でありなさい。」と。
私たちは、平和(平安)を与える存在であると、主は言われるのです。それこそが、地の塩として、世の光としての使命ではないでしょうか。》