• 日々のみ言葉 2023年11月12日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年11月12日(日)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書11章25節~26節】
    11:25「また立って祈っているとき、だれかに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦して下さいます。」
    11:26 [本節欠如]

    ◎ショートメッセージ
    《今日は、25節と、26節について考えて見たいと思います。再度、26節を加えて、新改訳聖書を掲載します。
    11:25「また立って祈っているとき、だれかに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦して下さいます。
    11:26 しかし、もし赦してやらないなら、あなたがたの天の父も、あなたがたの罪を赦して下さいません。」

     26節は「本節欠如」となっています。これは、有力な写本に書かれてはおらず、別の後世の写本には、この節が付け加えられていると言うことを意味しています。
     この言葉は、マタイの福音書に書かれており、そこから引用して、付け加えられたことは明らかです。

     マタイの福音書によりますと、
    『「もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦して下さいます。しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。」(マタイ 6:14~6:15)』となっています。

     そして、さらに、ヨハネの福音書には、復活された主イエス様が、部屋に鍵をかけて潜んでいた弟子たちに、お姿を現わされた時に、言われた言葉があるのです。

    『その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。
    「平安があなたがたにあるように。」
     こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスはもう一度、彼らに言われた。
    「平安があなたがたにあるように。父が私を遣わしたように、私もあなたがたを遣わします。」
     そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。
    「聖霊を受けなさい。あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残すなら、それはそのまま残ります。」(ヨハネ20:19~20:23)』

     私たちは、罪赦された者です。それゆえに、人の罪を赦すべきなのです。裁き主は主イエス様です。私たちではないのです。》

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