◇◆◇日々のみ言葉
2023年11月13日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書11章25節~26節】
11:25「また立って祈っているとき、だれかに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦して下さいます。
11:26しかし、もし赦してやらないなら、あなたがたの天の父も、あなたがたの罪を赦して下さいません。」
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。現代訳を掲載します。
『11:25「また祈りの時に、だれかに対してどんなことでも恨み事があったら、赦してあげることです。そうすれば、天におられるあなたがたのお父様も、あなたがたの罪を赦して下さいます。
11:26 しかし、ほかの人を赦してあげないような冷たい心の人を、どうして天のお父様が赦して下さるでしょう。」』
これと同じ様なケースですが、シモン・ペテロと主イエス様の間で行なわれたことを、マタイは書き記しています。
マタイによりますと、
『そのとき、ペテロがみもとに来て言った。
「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
イエスは言われた。
「七度まで、などとは私は言いません。七度を七十倍するまでと言います。」(マタイ18:21~18:22)』と、書かれています。
ここから、私たちは、人を赦すべきことを、主は明確に教えておられます。しかし、そうは言っても、人を赦すことは簡単なことではありません。どうしても、憎しみと心の痛みが湧き上がって来るからです。
これは、助け主、聖霊様の助けなしでは、為しえないことなのです。ここで、イエス様は、「どんなことでも」と言われている点に、特に注目してほしいのです。
最初の殉教者であるステパノは、まさに自分を殺そうとして、石を投げつけているユダヤ最高議会の議員たちの取りなしをして眠りに着きました。主に従ったのです。
私たちのすべての罪は、主の十字架と流された血潮によって洗い清められ、罪赦されました。それだからこそ、他人の罪を赦すべきなのです。裁きは、主が成されます。》