◇◆◇日々のみ言葉
2023年11月29日(水)
◎聖書箇所【マルコの福音書12章35節~37節】
12:35 イエスが宮で教えておられたとき、こう言われた。「律法学者たちは、どうしてキリストをダビデの子と言うのですか。
12:36 ダビデ自身、聖霊によって、こう言っています。『主は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に従わせるまでは、私の右の座に着いていなさい。」』
12:37 ダビデ自身がキリストを主と呼んでいるのに、どういうわけでキリストがダビデの子なのでしょう。」大ぜいの群衆は、イエスの言われることを喜んで聞いていた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:35 イエスが神殿で教えておられたとき、こう言われた。「律法学者たちは、どうしてキリストのことを、ダビデの子孫であると言うのでしょうか。
12:36 ダビデ自身、聖霊に導かれて書いた詩篇で、こう言っています。『神は私の主に仰せられた。「私があなたの敵を、完全に征服してしまうまでは、私の王座に着いていなさい。」』
12:37 このように、ダビデ自身がキリストのことを主と呼んでいるのですから、キリストは単なるダビデの子孫であるわけがありません。」大勢の群衆は、イエスの言われることを喜んで聞いていた。』
ここで、主は何を教えておられるのでしょうか。律法学者たちが、キリスト(油注がれた者)を、なぜ「ダビデの子」と呼んでいるのか、について言及していることは間違いありません。なぜなら、キリストは、ダビデの子孫として生まれるからです。つまり、血が繋がっていると言うことです。
しかし、それと同時に、ダビデにとっては、主なる方であることも事実なのです。つまり、子孫であっても、ダビデにとっては、創造主なる神様なるお方なのです。
これは、主の母マリアに取って、イエス様は、息子であることは、間違いない事実なのですが、主なる神様でもあられると言うことなのです。
また、主の兄弟ヤコブにとっても、確かに兄なのですが、主なる神様なのです。》