• 日々のみ言葉 2023年12月29日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2023年12月29日(金)

    ◎聖書箇所【マルコの福音書14章4節~9節】
    14:4 すると、何人かの者が憤慨して互いに言った。「何のために、香油をこんなに無駄にしたのか。
    14:5 この香油なら、三百デナリ以上に売れて、貧乏な人たちに施しができたのに。」そうして、その女をきびしく責めた。
    14:6 すると、イエスは言われた。「そのままにしておきなさい。なぜこの人を困らせるのですか。私のために、立派なことをしてくれたのです。
    14:7 貧しい人たちは、いつもあなたがたと一緒にいます。それで、あなたがたがしたいときは、いつでも彼らに良いことをしてやれます。しかし、私は、いつもあなたがたと一緒にいるわけではありません。
    14:8 この女は、自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、私の体に、前もって油を塗ってくれたのです。
    14:9 まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
    『14:4 すると、ある人々がこれを見て怒り、互いに言った。「どうして、香油をこんなに無駄遣いするのか。
     14:5 この香油なら、高く売れるし、それで貧乏な人たちに施しが出来たではないか。」そして、その女を厳しく責めた。
     14:6 すると、イエスは言われた。「この婦人のするままにしておきなさい。どうして、この婦人を責めるのですか。私に対して良いことをしてくれたのではありませんか。
     14:7 貧乏な人たちは、これからもまだあなたがたと一緒にいます。ですから、いつでも良いことをしてやることができます。しかし、私の最後は、もうすぐに来ようとしています。
     14:8 この婦人のしたことは、あなたがたの目からは、つたないように見えるかもしれませんが、それでも、この婦人としては、出来る限りのことをしたのです。それに、この婦人が、この香油を私の体に、注いだのは、本人としては、どれだけそのことを自覚していたかは分かりませんが、確かに、私の葬りの用意をしてくれたのです。
     14:9 良く言っておきますが、確かに、これから世界中のどこででも、私の十字架についての福音が宣べ伝えられる所では、この婦人のした事も、記念として語られ、人々に覚えられるでしょう。」』

     この女(婦人)とは、ベタニヤのマルタの妹マリアであり、彼女の行動を批判した人物は、イスカリオテのユダであることを昨日は学びました。
     主イエス様は言われます。
    「そのままにしておきなさい。なぜこの人を困らせるのですか。私のために、立派なことをしてくれたのです。この女は、自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、私の体に、前もって油を塗ってくれたのです。まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」と。
     その預言の通り、マリアの行ないは、後に福音書に書き記され、二千年近くの時を経た今でも、多くの人々に読まれ、また語り告げられています。》

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