◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月7日(日)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章13節~15節】
14:13 そこで、イエスは、弟子のうちふたりを送って、こう言われた。「都にはいりなさい。そうすれば、水がめを運んでいる男に会うから、その人について行きなさい。
14:14 そして、その人がはいって行く家の主人に、『弟子たちと一緒に過越の食事をする、私の客間はどこか、と先生が言っておられる。』と言いなさい。
14:15 するとその主人が自分で、席が整って用意のできた二階の広間を見せてくれます。そこで私たちのために用意をしなさい。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を再度掲示します。
『14:13 そこで、イエスは、二人の弟子を送って、こう言われた。「エルサレムの町に行きなさい。そうすると、水がめを運んでいる男に出会いますから、その人について行きなさい。
14:14 そして、その人がはいって行く家の主人に、こう言いなさい。『先生が、弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」と言っておられます。』
14:15 すると、その主人は、席が整えて準備された二階の広間を見せてくれます。そこで、私たちのために準備しなさい。」』
「過越の食事をなさるのに、私たちは、どこへ行って用意をしましょうか。」
おそらく、こう聞いたのはシモン・ペテロではなかったかと思うのです。主イエス様は、明確な指示をされたのです。
「エルサレムの町に行きなさい。そうすると、水がめを運んでいる男に出会いますから、その人について行きなさい。」
当時、水がめを運ぶのは、女性の仕事でした。よって、男性が水がめを運ぶことは、異例中の異例であったのです。もし「水がめを運んでいる女性」だと言われたとしたら、何人もの女性たちが運んでいますので、特定出来なかったはずです。
ところで、なぜこの時、男性が水がめを運んでいたのでしょうか。これも神様の摂理なのです。その家の主人が、あえて男性の召使いに頼まなければならない状況が生じたからです。
主は、さらに「しるし」を与えます。
「そして、その人がはいって行く家の主人に、こう言いなさい。『先生が、弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」と言っておられます。』
すると、その主人は、席が整えて準備された二階の広間を見せてくれます。そこで、私たちのために準備しなさい。」と。
これまた明確なしるしです。すべては、神様が先回りされて、準備して下さっておられるのです。偶然はなく、すべてが必然です。私たちは、このお方を信じています。
神様はおられます。私たちは、神様と共に歩んでいるのです。この世界を創造し、そして支えておられるお方が共にいて下さるのです。そして、その名前は、「主イエス・キリスト」、このお方だけが、唯一の救い主です。》