◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月8日(月)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章16節~17節】
14:16 弟子たちが出かけて行って、都にはいると、まさしくイエスの言われたとおりであった。それで、彼らはそこで過越の食事の用意をした。
14:17 夕方になって、イエスは十二弟子と一緒にそこに来られた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲示します。
『14:16 弟子たちは出掛けて行って、エルサレムの町にはいると、イエスが言われたとおりであった。それで、彼らはそこに過越の食事の準備をした。
14:17 夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に行かれた。』
「過越の食事をなさるのに、私たちはどこに準備をしたらよいでしょうか。」
「エルサレムの町に行きなさい。そうすると、水がめを運んでいる男に出会いますから、その人について行きなさい。そしてその人がはいって行く家の主人に、こう言いなさい。『先生が、弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」と言っておられます。』すると、その主人は、席が整えて準備された二階の広間を見せてくれます。そこで、私たちのために準備しなさい。」
ルカは、平行同一記事において、遣わされた弟子たちの名前を書き記しています。
『さて、過越の小羊のほふられる、種なしパンの日が来た。イエスは、こう言ってペテロとヨハネを遣わされた。「私たちの過越の食事ができるように、準備をしに行きなさい。」(ルカ22:7 ~22:8)』と。
つまり、エルサレムに遣わされた弟子たちとは、シモン・ペテロと主が愛されたヨハネであったことが分かります。彼らは、「水がめ」を運んでいた男の人の後を付けて行きます。すると、その男の人は、ヨハネ・マルコの家の中に入って行ったのです。
そこで、ペテロとヨハネは、主と他の弟子たちの為に、皿を並べてたり、また「過越の食事」の律法に従って、その家の主人(ヨハネ・マルコの父親)と共に、食卓を整えることになります。
その準備がすべて終わると、二人の弟子は、主と他の弟子たちが待っている場所に行き合流して、主と共に、「過越の食事」の場所まで案内します。
「夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に行かれた。」
この時は、まだ木曜日であり、おそらくヨハネ・マルコの家に入られた時に、金曜日になったかと思われます。十字架まで、あと15時間を残すのみです。》