◇◆◇日々のみ言葉
2024年1月9日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書14章18節~20節】
14:18 そして、みなが席に着いて、食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちのひとりで、私と一緒に食事をしている者が、私を裏切ります。」
14:19 弟子たちは悲しくなって、「まさか私ではないでしょう。」とかわるがわるイエスに言いだした。
14:20 イエスは言われた。「この十二人の中のひとりで、私と一緒に、同じ鉢にパンを浸している者です。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲示します。
『14:18 みんなが席に着いて、食事をしていると、イエスは言われた。「よく言っておきますが、確かに、この中の一人で、一緒に食事をしている者が、私を裏切ります。」
14:19 弟子たちは心を痛め、「まさか私ではないでしょうね。」と、それぞれに言い始めた。
14:20 イエスは言われた。「この十二使徒の中で、今一緒に食事をしている者の一人がそうです。」』
最後の晩餐が始まり、皆がそれぞれ、過越の祭の美味食事と葡萄酒で、ほろ酔い気分になった時です。
突然、主イエス様の顔がこわばり、また真剣な面立ちで、弟子たちに告げ知らせるのです。
「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちのひとりで、私と一緒に食事をしている者が、私を裏切ります。」
まさに青天の霹靂とはこのことでしょう。この時、十二使徒たちは、悲しくなって、互いに顔を見合わせたに違いありません。
しかし、主イエス様の言葉をもう一度考えて見ましょう。
「この中の一人で、一緒に食事をしている者が、私を裏切ります。」(現代訳)
まず、裏切る者は一人であることです。そして「裏切ります」と言われていますが、ユダはすでに大祭司カヤパの所に話を付けて来ていたのです。主イエス様を引き渡す場所や時間や合図は、すでに決められていたのです。
それにも関わらず、主は「裏切ります」と言われるのです。もうすでにユダは裏切っていたにも関わらずに。ここに、主イエス様の、ユダに対する最初の悔い改めの機会が与えられたのです。明日も同じ箇所からとなります。》