◇◆◇日々のみ言葉
2024年4月25日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙1章4節~5節】
1:4 私は、キリスト・イエスによってあなたがたに与えられた神の恵みのゆえに、あなたがたのことをいつも神に感謝しています。
1:5 というのは、あなたがたは、言葉といい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされたからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『1:4 私は、キリスト・イエスによってあなたがたに与えられた神の恵みを思って、いつも神に感謝している。
1:5 というのは、あなたがたが福音を宣教する言葉においても、キリストを信じる信仰の知識においても、キリストによって豊かにされているからである。』
新改訳と現代訳では、若干解釈が異なっていることが分かります。新改訳では、「言葉」と訳していますが、現代訳では、「福音を宣教する言葉」と訳されています。しかし、パウロが言っていることは、「異言」のことを指しているかと思います。
なぜなら、コリント教会は、聖霊の賜物が豊かに注がれた教会でもあったからです。しかし、それが原因で、多少の混乱が起こったことも事実です。
また、当時のコリント教会には、それだけではなく、様々な問題がありました。その問題の解決の為に、パウロは、愛弟子テモテを送ったり、先の手紙を出したりしたのですが、それでも解決しなかった為に、この手紙を送ったのです。
実際には、弟子の一人に持たせて、手紙を直接、コリント教会の長老に手渡しました。
さて、パウロは、祝祷の後に、感謝の言葉を書き記しています。ここから、パウロが、いかに、コリント教会の為祈りに覚えているかが分かります。
もっとも、このような多くの問題があったからこそ、今の私たちに、二通のコリントへの手紙が残されたのです。まさしく、神様は、すべてのことを益として下さいます。》