◇◆◇日々のみ言葉
2024年6月1日(土)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙3章9節~11節】
3:9 私たちは神の協力者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。
3:10 与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。
3:11 というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。
◎ショートメッセージ
《一昨日および昨日と同じ箇所からです。再三ですが、現代訳を掲載します。
『3:9 私たちは神の働き人であり、あなたがたは私たちが働く神のぶどう畑である。また、神の建物でもある。
3:10 神から与えられた特別な賜物によって、私は熟練した建築家のように、キリストという土台を据えた。その後で、アポロが来て、その上に家を建てたのである。しかし、家を建てるにあたっては、どんな人もよく注意をすることが必要である。
3:11 というのは、すでに据えられた土台であるイエス・キリストをほかのものに替えることはできないからである。』
使徒パウロは、「私たちは神の働き人であ」ると言っていますが、これは使徒や牧師や伝道師だけが、「神の働き人」であると言うことではありません。
主イエスを信じ救われた者は、誰であっても、皆が「神の働き人」であり、「神の協力者」なのです。
かつて、私は、牧師や伝道師だけが伝道するのであって、信者は何もしないで、ただ礼拝に参加するだけで良いと、あるいは新しい人を教会に連れて行くだけで良いと思っていた時期がありました。
しかし、そうではないのです。伝道は、その人の生き方がまず問われることになります。その人が、本当に主イエス様を信じているのか、信頼しているのか、また、その人の中に、神様が本当に共におられるのかが、その臨在こそが、まず最初に問われるべきなのです。
もちろん、神の言葉である「み言葉」を語ることは大切です。なぜなら、み言葉にこそ力があり、そして聖霊様が働かれるからです。
しかし、語る人自身が、御霊を信じ信頼していないとしたら、その語る言葉はむなしくならないでしょうか。私たちは、まさに「神様からの生きた手紙」なのです。》