◇◆◇日々のみ言葉
2024年6月7日(金)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙3章16節~17節】
3:16 あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。
3:17 もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『3:16 あなたがたは神の住まいであって、あなたがたの中には神の御霊が宿っておられることを知らないのか。
3:17 だから、神の住まいを壊す人がいたら、神の罰を受けないではおかない。神の住まいは神聖なものであり、実に教会は神の住まいである。』
ここで、パウロは奥義を教えています。私たちの体は、「神の神殿」であると言うことです。なぜなら、「神の御霊が私たちの中に宿っておられる」からなのです。
かつて、エルサレムには、ダビデの子ソロモンが建てた第Ⅰ神殿がありました。そして、その後、エズラとネヘミヤによって第Ⅱ神殿が建てられ、それが破壊された後、ヘロデ大王によって、ヘロデ神殿が建てられ始めたのです。
その神殿こそ、人として生きておられた主イエス様が、「宮清め」を行なわれた場所なのです。もっとも、完全に完成するのは、紀元65年でしたが、その神殿も、紀元70年に、ローマ軍によって破壊されました。以来、エルサレムには神殿はありません。
しかし、やがて、反キリストによって、第Ⅲ神殿が築かれることになります。その時には、神の御霊なる聖霊は、信者を携え、天に戻っています。今は、まだこの地上に留まっておられますが。
御霊なる神は、主イエス様の霊でもあられます。そして、そのお方こそ、私たちに与えられた助け主であり、慰め主なのです。そのお方は、主イエス様が約束された通り、私たちの内に住まれ、まさしく神様が共にいて下さいます。明日も続きです。》