◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月24日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙6章15節~16節】
6:15 あなたがたのからだはキリストのからだの一部であることを、知らないのですか。キリストのからだを取って遊女のからだとするのですか。そんなことは絶対に許されません。
6:16 遊女と交われば、一つからだになることを知らないのですか。「ふたりの者は一心同体となる。」と言われているからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『6:15 私たちはキリストの体である教会を構成しているわけだから、私たちの体も、キリストの体の一部分である。そのキリストの体を使って、売春婦と交わってもよいだろうか。とんでもないことだ。そんなことは絶対にあってはならない。
6:16 売春婦と交われば、売春婦と一体になってしまうではないか。旧約聖書の創世記には、「二人の者は一体となる」と記されている。』
コリントの町は、アクロコリント(標高566m)と言う山を中心して、山裾に発展した町でした。そのアクロコリントには、愛の女神アフロディトの神殿があって、そこでの神殿売春は多くの人と富を引き付けていました。よって、コリントの多くの人々は、その淫らな生活の中に身を投じていたのです。
そこへ、使徒パウロが遣わされて来たのです。そして、多くの人々が、パウロを通して福音に触れ、救われました。
しかし、相変わらず、古い罪の性質を引きずっている教会員もいたようです。特に若者に取っては、誘惑も多く、なかなかそこから解放されることは難しかったようです。そのような実態を踏まえて、パウロは厳しく勧め、教えているのです。
それにしても、今から二千年以上前にも存在していた問題は、今の時代においても、相変わらず存在しているわけです。特に、現代の青少年少女たちの性的な乱れは、口には言い表せないほどです。
彼らは、「売春」とは言わず、「援助交際」と言ったりしていますが、やっていることは同じです。
まさに罪に満ちた世界になっています。それだからこそ、真の救い主なるお方、イエス・キリストに出会うことが、本当に必要とされるのです。明日も同じ箇所からとなります。》