◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月25日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙6章15節~16節】
6:15 あなたがたのからだはキリストのからだの一部であることを、知らないのですか。キリストのからだを取って遊女のからだとするのですか。そんなことは絶対に許されません。
6:16 遊女と交われば、一つからだになることを知らないのですか。「ふたりの者は一心同体となる。」と言われているからです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『6:15 私たちはキリストの体である教会を構成しているわけだから、私たちの体も、キリストの体の一部分である。そのキリストの体を使って、売春婦と交わってもよいだろうか。とんでもないことだ。そんなことは絶対にあってはならない。
6:16 売春婦と交われば、売春婦と一体になってしまうではないか。旧約聖書の創世記には、「二人の者は一体となる」と記されている。』
パウロが、ここで引用していますのは、旧約聖書の創世記からです。原文は、
『そこで神である主が、深い眠りをその人に下されたので彼は眠った。それで、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。
こうして神である主は、人から取ったあばら骨を、ひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。すると人は言った。
「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」
それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。(創世記2:21~2:24)』
結婚とは、夫と妻が一つになることです。それは肉体的結合だけを意味するのではありません。そうすることによって、霊的にも一つになるということなのです。つまり、霊的にも繋がることを意味しています。
神殿娼婦と交わることによって、体の結びつきだけではなく、霊的にも結合し、よって悪霊との交わりの扉を開くことになるわけです。
救われた人の心の奥底に存在している霊は、主イエス様の十字架によって、新しく生まれ変わります。そして、その霊が宿っている体に同じく聖霊様が住んで下さるのです。
そこに、神殿娼婦との結びつきによって、悪霊とのつながりが出来たとしたら、どうなるのでしょうか。その人が心から悔い改めない限り、やがて聖霊様は去って行かれることになります。こんなことがあってはならないのです。》