◇◆◇日々のみ言葉
2024年10月30日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙11章18節~19節】
11:18 まず第一に、あなたがたが教会の集まりをするとき、あなたがたの間には分裂があると聞いています。ある程度は、それを信じます。
11:19 というのは、あなたがたの中でほんとうの信者が明らかにされるためには、分派が起こるのもやむをえないからです。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『11:18 あなたがたが教会に集まるとき、そこで争いがあるとということだが、まんざら噂だけではないようだ。
11:19 確かに、本物がはっきりするためには、時として争うこともやむをえないだろう。』
パウロは、「分裂」、「分派」に対して、ガラテヤ書において厳しく言及しています。
『肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。(ガラテヤ5:19~5:21)』と。
プロテスタント教会の歴史は、まさしく分裂、分派の歴史ではないでしょうか。それに比べますと、カトリック教会は、ローマ教皇を中心とし、一つにまとまっていることは、やはり素晴らしいことだと思うのです。
しかし、様々な違いがあったり、またプロテスタント教会の教理とは、受け入れがたいこともあることは事実なのですが。
大切なことは、自分だけが正しい、あるいは、自分たちだけが正しいと主張しないことなのです。もしかしたら、私の方が、私たちの方が間違っているのかも知れない、と言う謙虚な態度が必要です。
カトリック教会も、主イエス様が愛されている教会であり、そこには、間違いなく私たちと同じく、主にある兄弟姉妹が存在しています。主にある兄弟姉妹なのです。明日も同じ箇所から続きとなります。》