◇◆◇日々のみ言葉
2024年11月3日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙11章23節~25節】
11:23 私は主から受けたことを、あなたがたに伝えたのです。すなわち、主イエスは、渡される夜、パンを取り、
11:24 感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。「これはあなたがたのための、私のからだです。私を覚えて、これを行ないなさい。」
11:25 夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、私の血による新しい契約です。これを飲むたびに、私を覚えて、これを行ないなさい。」
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『11:23 さて、聖餐式については、私は主ご自身から直接に伝授されたことを、あなたがたに伝えた。主イエスは、ユダが裏切ったあの日の夕方、パンを取り、
11:24 祝福の祈りをささげてから、それを裂き、こう言われた。「これはあなたがたのために裂かれる私の体を表わしている。私の身代わりの犠牲をいつまでも覚えるため、このようにして食べなさい。」
11:25 夕食の後、杯も同じように取って言われた。「この杯のぶどう酒は、私の流す血によって結ばれる新しい契約である。私の身代わりの死をいつまでも覚えるため、このようにして飲みなさい。」と。』
ここで、パウロは不思議な発言をしています。それは、「私は主から受けたことを、あなたがたに伝えたのです」と言うことであり、現代訳では、「聖餐式については、私は主ご自身から直接に伝授されたことを、あなたがたに伝えた」となっています。
聖餐式に預かったのは、十二弟子たちです。しかも、イスカリオテのユダが出て行った後に、主は聖餐式を制定されました。そのことを、なぜパウロは、「主イエスご自身から直接伝授された」と言っているのでしょうか。
このことは、パウロがユダヤ人から石打ちの刑に遭い、一度死に、第三の天にまで引き上げられた時に、御国において、主イエス様と出会い、様々な教理の奥義を伝授されたのではないかと考えられるのです。明日も同じ箇所からとなります。》